常位胎盤早期剝離のリスク因子はどれか。 2 つ選べ。
解説(当社作成)
常位胎盤早期剝離は、児が生まれる前に胎盤が子宮壁からはがれてしまう異常です。危険因子として繰り返し挙がるのが妊娠高血圧症候群と早期剝離の既往で、国内の大規模解析では発症の危険がそれぞれ約4倍・約10倍に上がると報告されています。共通する背景は胎盤の血管が傷みやすいことです。
- 1 経産婦:経産であること自体は第一に挙がる因子ではない。年齢の上昇・喫煙・子宮内感染・腹部の外傷のほうが重く扱われる
- 2 妊娠糖尿病:巨大児・肩甲難産・新生児低血糖につながる。剝離の因子ではない
- 3 帝王切開術の既往:子宮に瘢痕が残るため前置胎盤・癒着胎盤の危険因子。行き先が違う
ポイント:早期剝離は「血管が傷む」道すじ。高血圧と、一度起きた既往が二本柱。
出典:第115回看護師国家試験 午前89問(厚生労働省公表)、公共データ利用規約(第1.0版)/編集:株式会社Medi-LX
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