厚生労働省は、この設問について選択肢4と選択肢5の両方を正解として採点しました(第115回看護師国家試験における採点除外等の扱いをした問題)。本演習でも
4・5のどちらを選んでも正解になります。
ICFの6つの構成要素
心身機能・身体構造/活動(個人が行う課題や行為の遂行)/参加(生活・人生場面へのかかわり)/環境因子/個人因子/健康状態。互いに影響し合うと考えるのがICFの立場なぜ2つとも正解になったか
「活動」と「参加」の境目は、ICF自身が明確に線を引いていない。4 テレビを観て過ごすは「活動」とも「参加」とも読め、5 ADLは自立は活動の代表例。∴ どちらか一方に絞れない
-
1 1人暮らし:どこで誰と暮らすかは
環境因子(物的・人的・社会的な背景)
-
2 手すりの設置:住環境に加えられた支援=
環境因子。ICFで環境因子は「障壁」にも「促進因子」にもなる
-
3 段差でのつまずき:段差という
環境因子と本人の状態が相互に作用して生じた出来事で、「活動」そのものを指す記述ではない
ポイント:ICFの「活動」は個人が行う行為。1人暮らし・手すりは環境因子。4と5は両方が正解として採点された。