成人の骨髄検査の穿刺部位を図に示す。正しいのはどれか。

1つ選んでください。

解説(当社作成)

正しいのはです。骨盤の後ろ側(上後腸骨棘)で、成人の骨髄検査で最初に選ばれる部位です。

図のどこを見るか

図は左が体の前面(①のみ)、右が体の背面(②③④)。背面図では、背骨の並びの真上(正中)にあるのが②、そこから外側・下方向へ離れて骨盤の後ろの出っ張りにあるのが③、さらに下の仙骨寄りにあるのが④。②と③④の位置関係(正中か外側か)で見分ける

なぜここか

骨髄が豊富で、十分な量が採れる。しかも下に重要な臓器や大血管が無いため安全性が高い。腹臥位または側臥位で行う

胸骨は別扱い

胸骨(図の①)でも採取はできるが、すぐ裏に心臓と大血管がある。🔴 刺しすぎれば致命的になるため、第一選択にはしない
- 胸骨。上記の理由で第一選択ではない - :背部の正中(脊柱の並び)。ここは骨髄を採る場所ではない。腰椎穿刺(脳脊髄液を採る検査)と混同しやすい - 仙骨〜尾骨のあたり。骨髄検査には用いない ポイント:成人の第一選択は骨盤の後ろ側。胸骨は裏に心臓があるので選ばない。

出典:第114回看護師国家試験 午前54問(厚生労働省公表)、公共データ利用規約(第1.0版)/編集:株式会社Medi-LX
組版由来の字間・改行を整えています。