事例
A ちゃん( 7 歳、女児)は両親と弟( 2 歳)の 4 人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親が A ちゃんの異変を感じ、A ちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
術後に注意すべき A ちゃんの状態はどれか。

1つ選んでください。

解説(当社作成)

フォルクマン拘縮は前腕の阻血性拘縮。肘周囲の骨折後に起こるコンパートメント症候群が契機となり、ギプス固定はその危険を高めます。 - 前ぶれ=けがの程度に不釣り合いな痛み/指を伸ばすと痛む/しびれ・蒼白・動かしにくさ - 1 ばち指:慢性の低酸素状態で見られる指先の変化 - 2 クリックサイン:乳児の股関節の異常を疑う所見 - 3 ガワーズ徴候:筋ジストロフィーで見られる、床から立ち上がるときの動き ポイント:ギプスの中で痛みが強まったら阻血を疑う。しびれや蒼白がそろう前に動く。

出典:第115回看護師国家試験 午後106問(厚生労働省公表)、公共データ利用規約(第1.0版)/編集:株式会社Medi-LX
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