過去問演習  / 母性看護

第114回 午後83問

A さん(35歳、女性)は1年前に子宮体癌のために単純子宮全摘出術と両側卵巣摘出術を受け、その後、ホルモン補充療法は受けずに健康に過ごしている。A さんの血液中で術前よりも濃度が上昇しているホルモンはどれか。2つ選べ。

2つ選んでください。

解説(当社作成)

上昇するのは黄体形成ホルモン〈LH〉卵胞刺激ホルモン〈FSH〉です。

ネガティブフィードバックが外れる

両側卵巣を摘出 → エストロゲン・プロゲステロンが産生されなくなる下垂体への抑制が外れるLH・FSHが上昇する
🔴 閉経後と同じ内分泌状態。35歳という年齢で外科的閉経になっている

臨床上の意味

ホルモン補充を受けていないため、更年期様症状に加えて骨粗鬆症・脂質異常症(LDL上昇)の危険が若い年齢から高まる。∴ 長期のフォローが要る
- 2 プロゲステロン・3 エストラジオール低下する(作る臓器がない) ポイント:産生が止まると抑制が外れてLH・FSHが上がる。若年での外科的閉経。

出典:第114回看護師国家試験 午後83問(厚生労働省公表)、公共データ利用規約(第1.0版)/編集:株式会社Medi-LX
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