細菌性の肺炎と診断された慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉患者の酸素療法で正しいのはどれか。
解説(当社作成)
慢性閉塞性肺疾患では、酸素を与えすぎると二酸化炭素ナルコーシスを招きうるため、投与は必要最小限にとどめます。その調整の指標になるのが経皮的動脈血酸素飽和度で、目標とする範囲は医師が個別に指示します。
- 1 高流量にする:向きが逆。酸素中毒を避けるには濃度も流量も必要最小限にする
- 2 鼻カニューレで毎分8リットル:上限はおよそ毎分6リットル。それ以上は鼻粘膜が乾いて痛み、吸入する濃度も頭打ちになるためマスクへ変更する
- 3 酸素濃度を高くする:予防したいならむしろ低くする。低流量から始めて反応をみる
ポイント:慢性閉塞性肺疾患の酸素は「少しずつ・飽和度をみながら」。上げるのではなく絞る。
出典:第115回看護師国家試験 午前51問(厚生労働省公表)、公共データ利用規約(第1.0版)/編集:株式会社Medi-LX
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