自助具を図に示す。関節リウマチによって肩関節に痛みがある患者の関節への負担を軽減する自助具で適切なのはどれか。

1つ選んでください。

解説(当社作成)

肩関節に痛みがある患者では、肩を大きく動かさずに届く形状の自助具を選びます。柄が長く湾曲した長柄ブラシ(②)は、肩を挙上・外転させずに背中など届きにくい部位に手が届き、肩関節への負担を軽減します。

図のどこを見るか

4種の自助具のうち、②長柄ブラシだけが柄の長さ・湾曲という形状的特徴を持つ。これが肩を大きく動かさずに届く動作を可能にする決め手

自助具は代償する動作で選ぶ

関節リウマチの自助具は「どの関節の負担を減らすか」で選ぶものが変わる。柄の長さ=肩、太いグリップ=手指の把持力、という対応を押さえる
- ①万能カフ+スプーン:手指の把持力低下を代償。肩関節そのものの負担軽減が主目的ではない - ③コップホルダー:同じく手指・手関節の把持力を代償する自助具 - ④ボタンエイド:指先の細かい動作を代償する自助具 ポイント:柄の長さ・湾曲という形状は、肩関節の可動域を節約する目的を示す。

出典:第113回看護師国家試験 午前46問(厚生労働省公表)、公共データ利用規約(第1.0版)/編集:株式会社Medi-LX
組版由来の字間・改行を整えています。